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福興会議

福興会議4期について

2015年05月05日

福興会議

  • @miyamototo まなびあテラスで開催中、spoken words projectによるローカル&オーダーメード「本の服のスタディ」。会期はあと2週間ですがブックカバーとブックトートは売約終了。残るはエプロン数着となりました。売れてくれると嬉しいし… https://t.co/opVJOOwDmO
    2017.06.26
  • @miyamototo 今日はタイ・チェンマイにあるエイズ孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」のみなさんと打ち合わせ。葉山・山形・チェンマイ・銀座をむすぶプロジェクトの方向性が決定。大学卒業後の4年間を首都バンコクで暮らしましたが、めぐりめぐってまたタイ… https://t.co/7Mu0RYI75E
    2017.06.26
  • @miyamototo 人工の森の宝石。 https://t.co/blm0vwLmWl
    2017.06.25
  • @miyamototo お湯を沸かすのもてんやわんやの小5。このあと無事、キュウリの浅漬けをお茶うけに、おいしい緑茶をいただきました。授業参観です。 https://t.co/TZeWcqF3gt
    2017.06.24
  • @miyamototo {メンバー募集}森岡督行さんと山形で月1定例の夜間研究会。テーマは「畏敬と工芸」。発足にあたり、7/8[土]に「畏敬と工芸」とはなんぞやという話を、森岡さんにしていただきます。僕も前座で少し。要予約→森岡督行の「畏敬と工芸」のはな… https://t.co/EbGr3J1eHR
    2017.06.23

福興会議

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3-4-5 Kami-Sakurada Yamagata

990-9530 Japan

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福興会議

Radio

ゼンシンラジオ20 |西道典さん(南相馬こどものつばさ/福島県南相馬市)

報告:伊藤ゆり(福興会議1期生/建築環境学科1年)
福島県南相馬市の神社で、宮司をしていらっしゃる西道典さん。震災後、西さんは再開した小中学校で子どもたちが強いられている劣悪な教育環境に疑問を抱き、子どもたちが少しでも羽を伸ばして遊んで学べる場所を「南相馬こどものつばさ」の活動として提供してきました。夏場でも長袖を着て、外で遊ぶことを許されず、狭い教室に閉じ込められた子どもたちのストレスは相当なものだったと思います。それを西さんはPTA会長という立場から理解し、その解放に努めてきました。「地域の発展とは子どもがいないと発展しない。大人を元気にするのは子どもたち。」その言葉には、子どもたちに南相馬の未来を託す大人の責任のような強い思いを感じました。
西さんが関わってきたあらゆる教育のお話を聞き、教育は我々に課せられた義務でありますが、それ以前に「前向きな生活を送るために」必要なもののひとつなのだと思いました。子どもたちにとってそれは家の外で土や水などの自然に触れて遊ぶことであり、豊かな心を育てることに繋がります。そしてその子どもたちの笑顔が大人たちの原動力となって地域の発展に繋がっていくのだなと思いました。また、「南相馬こどものつばさ」は子どものためだけではなく、大人も参加できる親子料理教室などのイベントも開いています。大人が前向きである姿を子どもに見せることも、子どもたちの笑顔に繋がるのだと語ってくださいました。学生という身分から、学ぶということの意味、学びながら自分たちが地域とどう関わり生活していくべきなのかを改めて考えさせられました。(写真)右:西道典さん 左:伊藤ゆり

『ゼンシンラジオ―こころ動かす、復興の声―第20回』

放送テーマ: 未来を生きる道を、子供たちへ。
放送日:2014年1月22日
取材:「南相馬こどものつばさ」代表/男山八幡神社 宮司 西道典さん
案内役:伊藤ゆり、大津悠美子
放送曲:「大空と大地の中で」 松山千春
挿入曲:佐藤那美「ARAHAMA Callings」から「風切る道」と「see sea」

ゼンシンラジオ。
あなたのこころを動かす、復興の声。
ゼンシン ラジオ。
耳をすませば、こころは つながる。

地震直後、
とても大切な情報源だったラジオ。

ロウソクの明かりを頼りに、
抱くようにして聴いていた、
あの夜の ラジオ。

東日本大震災から2年と10ヶ月。
被災地の声は、
だんだん 聴こえにくくなっていませんか?

ゼンシンラジオは、
東北芸術工科大学の福興会議が、
未来に向かって“前進”する人の 「声」を
お伝えする10分間です。

今夜ご紹介するのは、福島県南相馬市で活動する、
NPO法人「南相馬こどものつばさ」実行委員会代表 西道典さんのゼンシンストーリー。
西さんは、南相馬市に位置する男山八幡神社の宮司さんでもいらっしゃいます。

震災当時、南相馬で働いていた西さん。
PTA会長という役職から、原発の影響を受けている被災地の学校の現状を知ります。
2011年6月、放射能の影響により心身ともに不自由な暮らしを余儀なくされた子どもたちに、
リフレッシュの時間と場所を提供するため、
学校の保護者や教員の有志団体「南相馬こどものつばさ」(現在はNPO)を立ち上げました。


東日本大震災による、大地震と大津波。
そして福島第一原子力発電所の事故は、
被災地の子ども達の暮らしと心に大きく深く、影響を与えました。

真夏日の太陽が照りつける中、長袖長ズボン、マスクを付けて登校する子どもたち。
22校もの学校の生徒が、熱のこもった体育館にひしめき合いながら行われた授業。
西さんのお話は、そんな震災直後の学校の様子からはじまります。

>>クリックして再生【2:20】

いま、子どもたちに必要なのは「自分がどんな人になりたいのか?」を考えるきっかけ。
支援慣れや風評被害など、福島には、様々な問題があります。
外との関わりが少なくなってしまった子どもたちに、繋がれる場所を提供する。
模索しながらも、「南相馬こどものつばさ」の仲間とともに、
子どもたちのための活動に日々奔走する西道典さんのお話、続けてお聞きください。

西さん【取材風景】

>>クリックして再生【2:18】

いかがでしたか?
10年後、20年後を見通す事で、福島で生きる道を、子どもたちに示してゆく。
震災によって変わってしまった南相馬の暮らし。
未来に向かう福島は、少しずつ、笑顔を取り戻しつつありました。

未来を生きる道を、子供たちへ。

南相馬市は震災以前からも、地域に様々な問題を抱えています。
そこに必要なのは「街に元気を与え、大人を笑顔にさせる子どもたち」と話す、西道典さん。

西さんは現在、福島と似た境遇にあった熊本県水俣市にて、
福島の今とこれからを考えてもらうための意見交流会を開いています。
そこでは福島と水俣市の中学生が、未来の生活のあるべき姿をともに考えています。

東北の未来を背負っていく子どもたち。
私たちも、ただ「今」に追われるように生きるのではなく、
子どもたちに託す未来の街について、考えてみようと思いました。

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『ゼンシンラジオーこころ動かす、復興の声』
放送局:山形コミュニティ放送局(ラジオモンスター)FM76.2
※お聴きになれるのは山形市と周辺の市町村です。
※ネット回線ならどこからでも聴けます→ サイマルラジオ
番組名:「エムキューブ」 放送時刻:水曜日18:40~(12分程度)
今後の放送日:2/12、2/26、3/12、3/26
案内役:大津悠美子+梅原もも子+目黒有貴子

Radio

ゼンシンラジオ19 | 山内明美さん(こども東北学/宮城県南三陸町)

報告:梅原もも子(福興会議2期生/洋画コース2年)
「きみたちの未来は既に壮絶だと思う。」著書こども東北学での一文です。今回のゼンシンラジオでは社会学者の山内明美さんに南三陸町入谷にてお会いしてきました。山内さんは若い世代への継承をテーマに被災地調査をされています。昨年東北芸術工科大学で開催されたTEDxTohokuでは地名から過去の災害を紐解くことについてお話くださっています。(動画⇒(https://www.youtube.com/watch?v=gimgruj2IxU))
社会学、東北学という観点から故郷の未来について真剣に考えている方でした。地元の方々と方言で土地の魅力を語り合う姿が素敵でした。都市社会では継承していくのが困難な災害の傷跡や、技法、魅力など。震災以降、リスクを抱えてしまった東北。昔の人が蒔いた種に気付くことの大切さを教えてくださいました。またご実家が農家という事もあり1次産業への熱い想いもありました。自分の体が土にも米にもなりうるという感覚、東北食べる通信では食から世界を見つめます。食べずには生きていけないこと、実際に東北の幸はおいしいということ。わたしは取材の日、山形から南三陸への道すがら横目に流れる田んぼを美しいと思いましたが、山内さんはこの風景をつくる人を支えることをしています。壮絶な未来に向かって進むには過去から学び、伝え続けることが今必要とされているのだと感じました。

『ゼンシンラジオ―こころ動かす、復興の声―第19回』

放送テーマ: 土地の記憶を掘り起こし、継承する。
放送日:2014年1月8日
取材:大正大学 人間学部特命准教授 山内明美さん
案内役:梅原もも子、目黒有貴子
放送曲:「君に伝えたい」 エミ・マイヤー
挿入曲:佐藤那美「ARAHAMA Callings」から「風切る道」と「see sea」

ゼンシンラジオ。
あなたのこころを動かす、復興の声。
ゼンシン ラジオ。
耳をすませば、こころは つながる。

地震直後、
とても大切な情報源だったラジオ。

ロウソクの明かりを頼りに、
抱くようにして聴いていた、
あの夜の ラジオ。

東日本大震災から2年と10ヶ月。
被災地の声は、
だんだん 聴こえにくくなっていませんか?

ゼンシンラジオは、
東北芸術工科大学の福興会議が、
未来に向かって“前進”する人の 「声」を
お伝えする10分間です。

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年、ゼンシンラジオが最初にご紹介するのは、社会学者の山内明美さんです。
山内さんのご出身は、宮城県南三陸町。津波によって、大きく変わってしまった街です。

震災後、宮城大学の特任調査員として、
被災した故郷 南三陸へ現地調査に入り、今も研究を続けておられます。

山内さんは2011年11月、著書「こども東北学」を出版されました。
三陸で生まれ育ったご自身の経験から、日本の近代化における「東北」の変遷をひもとき、
私たち若者にむけて、震災に至るまでの、東北の歴史をやさしく、わかりやすく語りかけています。

今回のインタビューでは、社会学の観点から、東日本大震災について、お話しいただきました。
社会学者、山内明美さんのお話。どうぞお聞きください。

>>クリックして再生【3:08】
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東北の美しい自然とに包まれた暮らし。
その継承の難しさを、三陸出身者として実感しながら、
それでも、「東北」での生き方を探る、山内明美さん。

続いては、三陸の地名に込められた、
災害の記憶についてのお話です。どうぞお聴きください。

>>クリックして再生【2:02】

いかがでしたか?
地名に残された過去を紐解くことが、未来を拓く知識になる。

土地の記憶を掘り起こし、継承する。

南三陸は、度重なる津波に襲われてきた土地です。
それでも漁業や農業を主として生活する人々の再生力によって、
今日まで受け継がれてきた土地でもあります。
自然に傷ついても、自然の力を借りて、何度でも立ち上がろうとする三陸の人々。
その声を背負う、山内明美さんのゼンシン。

山内さんが理事を務める「NPO東北開墾」では、情報誌“東北食べる通信”を毎月発行しています。
「東北食べる通信」では、旬の食材と東北の産業を支える若者を紹介し、
「都市と農村をかきまぜる」というコンセプトのもと、若い生産者を発掘し応援しています。

まっさらな2014年。
私たちも、それぞれの生きる東北の開墾をはじめましょう。

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『ゼンシンラジオーこころ動かす、復興の声』
放送局:山形コミュニティ放送局(ラジオモンスター)FM76.2
※お聴きになれるのは山形市と周辺の市町村です。
※ネット回線ならどこからでも聴けます→ サイマルラジオ
番組名:「エムキューブ」 放送時刻:水曜日18:40~(12分程度)
今後の放送日:1/22、2/12、2/26、3/12、3/26
案内役:大津悠美子+梅原もも子+目黒有貴子

Radio

ゼンシンラジオ18|日塔マキさん(女子の暮らしの研究所/福島県猪苗代町)

報告:菊地拓真(福興会議3期生/日本画コース1年)
女子の視点から福島の問題に取り組む日塔マキさん。震災後、千葉県の会社に勤めた日塔さんは、福島の声が届いていないことにきづいたといいます。東北に住んでいるわたしが日塔さんにお聞きした震災直後の状況は、当時テレビや新聞での情報とは違く、同じ東北でも全く声が届いていないことを知りました。日塔さんは震災後、福島に暮らす女子の声を発信するために、福島県を拠点とした会社「女子の暮らしの研究所」を立ち上げました。「さまざまな問題に対する苦しみや怒りをそのままぶつけるのではなく、かわいいやたのしいをきっかけに発信していきたい。」その言葉が会津木綿をつかった「ふくいろピアス」にもつながってきていると感じました。等身大で福島に向き合い、福島を変えていこうとする日塔さんに、未来に向けた強い志を感じました。みなさんも、自分の暮らしについてあらためて考え、社会に対してなにができるのか考えてみませんか? 

『ゼンシンラジオ―こころ動かす、復興の声―第18回』

放送テーマ: 等身大で、暮らしと向き合う。
放送日:2013年12月25日
取材:「女子の暮らしの研究所」 日塔マキさん
案内役:大津悠美子、菊地拓真
放送曲:「ナタリー」 ハナレグミ
挿入曲:佐藤那美「ARAHAMA Callings」から「風切る道」と「see sea」

ゼンシンラジオ。
あなたのこころを動かす、復興の声。
ゼンシン ラジオ。
耳をすませば、こころは つながる。

地震直後、
とても大切な情報源だったラジオ。
ロウソクの明かりを頼りに、
抱くようにして聴いていた、
あの夜の ラジオ。

東日本大震災から2年と9ヶ月。
被災地の声は、
だんだん 聴こえにくくなっていませんか?

ゼンシンラジオは、
東北芸術工科大学の福興会議が、
東日本大震災の被災地で、
未来に向かって“前進”する人の 「声」を
お伝えする10分間です。

年内最後のゼンシンラジオ。
今夜ご紹介するのは、福島県猪苗代湖町
「女子の暮らしの研究所」代表の日塔マキさん。

震災後も多くの余震が続いた福島県。福島第一原子力発電所の事故は、
福島での暮らしに多大な影響を与え続け、大きな不安や課題を残しました。
汚染水や廃炉に関する問題解決の活動は、いま、全国で行われています。

震災以後、避難先の千葉県でイベント制作会社に勤めた日塔さん。
復興案件を取り扱ううちに、福島で苦悩を抱えながら生活を送る方々の
“福島の声”が全く届いていないことに、疑問を持ち始めました。
東北に必要とされる、東北のための復興とは?

日塔さんは、会社を辞め、ふるさと福島の
“暮らしの不安”を少しでも取り除こうと、仲間と共に歩みはじめました。

>>クリックして再生【2:07】

日塔さんは福島のリアルな声を発信するため、仲間を集め、動き出します。
福島県会津地方の伝統工芸品、会津木綿を活かして作られた「ふくいろピアス」の販売。
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福島での暮らしに必要な情報を交換し合う、ラジオ番組の放送。
福島の伝統や学びを発信しながら、前へとゼンシンしていきます。

>>クリックして再生【2:34】

いかがでしたか?
福島が抱える問題に、女子の目線から向き合いゼンシンし続ける日塔マキさん。

等身大で、暮らしと向き合う。

福島で、全国で、ともに考える輪を広げていく。
苦しいや怒りの感情をそのままにせず、
「可愛い・楽しい」をきっかけに遠くの地でも広がるきっかけをつくりたい。

ひとりひとりが“自分の暮らし”を見つめ直し、行動できる社会をつくるため、
日塔マキさんは、福島が抱える不安や問題点を、仲間とともに外へと発信し続けています。
日塔さんブログ

「女子の暮らしの研究所」では他にも、
2ヶ月に1度、福島県内の各地でカフェを開いています。
みなさんも一緒に“暮らし”について、もう一度、考えてみませんか?

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『ゼンシンラジオーこころ動かす、復興の声』
放送局:山形コミュニティ放送局(ラジオモンスター)FM76.2
※お聴きになれるのは山形市と周辺の市町村です。
※ネット回線ならどこからでも聴けます→ サイマルラジオ
番組名:「エムキューブ」 放送時刻:水曜日18:40~(12分程度)
今後の放送日:1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26
案内役:大津悠美子+梅原もも子+目黒有貴子

Radio

ゼンシンラジオ17|及川文男さん(合同会社 顔晴れ塩竈/宮城県塩竈市)

報告:大津悠美子(福興会議1期生/企画構想学科3年)
冬の海風が吹く塩竈。今月はじめに及川さんのもとへ取材に向かいました。及川さんに電話で取材を依頼した際、快く引き受けていただきました。そのとき、開口一番におっしゃっていたのは「わたしは、”被災地”という後ろ向きな言葉は震災後すぐに捨てました。なので今でも”被災地”という感覚は持たずに塩づくりをしています。」という言葉でした。
取材場所は塩づくりの工房でした。まずはじめに生産の現場を見てほしい。と、中へ案内していただきました。工房の中では塩の「灰汁取り」の最中でした。塩づくりの窯からはもくもくと湯気が立ち上げ、熱気を発していました。初めて見る、神秘的な光景に生産地としての「強さ」を感じました。

工房には大きく「塩竈」「塩釜」の二文字。
DSC01260
7000年も前から続く塩竈の塩づくり。生産の現場がどれだけ崩れても、必ず受け継いでいきたいと及川さんはわたしたちに伝えてくれました。そして、わたしたち若い世代に、ふるさとの誇りや考えをきちんと受け継いでほしい、とおっしゃっていました。
ふるさとの歴史を知ることで、自ずと見えてくる地域独自の特色。それぞれの地域がその「歴史」を大事に見つめ、自分の感性を大切に過ごす。その言葉は、ふるさと塩竈で歴史を受け継ぐ及川さんならではでした。「歴史を後世に伝えていきたい。」わたしたちは及川さんの想いを知ることで、自然と自分のふるさとを見つめ返す時間でした。


『ゼンシンラジオ―こころ動かす、復興の声―第17回』

放送テーマ: ふるさとの歴史を受け継ぐ、塩づくり
放送日:2013年12月11日
取材:「合同会社 顔晴れ塩竈」及川文男さん
案内役:大津悠美子、目黒有貴子
放送曲:「ふるさと」  ATSUSHI
挿入曲:佐藤那美「ARAHAMA Callings」から「風切る道」と「see sea」

ゼンシンラジオ。
あなたのこころを動かす、復興の声。
ゼンシン ラジオ。
耳をすませば、こころは つながる。

地震直後、
とても大切な情報源だったラジオ。
ロウソクの明かりを頼りに、
抱くようにして聴いていた、
あの夜の ラジオ。

東日本大震災から2年と9ヶ月。
被災地の声は、
だんだん 聴こえにくくなっていませんか?

ゼンシンラジオは、
東北芸術工科大学の福興会議が、
東日本大震災の被災地で、
未来に向かって“前進”する人の 「声」を
お伝えする10分間です。

今夜ご紹介するのは、宮城県塩釜市で「塩」づくりの会社を営む、
合同会社 顔晴れ塩竈の及川文男さんです。

どの料理にも欠かせない「塩」。
塩竈は「塩」の生産地として、歴史を受け継いだ味を、今もなお作り続けています。

そんな生産の現場を襲った東日本大震災。
塩竈港から近くに位置していた、及川さんの工房。
地上から2メートル以上もの津波が工房全体を浸し、
塩づくりの機材や道具も、一瞬にして波に覆われました。

震災から翌日、及川さんは「被災地」という後ろ向きな言葉を捨て、
すぐさま復旧・復興へと歩き出します。
機材を新しく買い揃え、2011年4月、工房での塩づくりを再開させました。

てまひまかけ、作られる及川さんの塩は震災後すぐに北海道から九州まで、全国へと届けられました。
被災地としてではなく、「生産地」として、ゼンシンし続ける、塩竈の街と及川文男さん。
震災直後の様子を、お話しいただきました。

>>クリックして再生【2:25】

これからの塩竈に必要なのは、
街に7000年も前から根付いた、「塩づくり」を続けていくこと。
そして地域の特性・特色を掘り起こすことで見えてくる、ふるさとの歴史。
そこには、若い世代、子どもたちへ、伝えるべき「塩竈」の姿がありました。
DSC01259

>>クリックして再生【2:37】

いかがでしたか?
ふるさとの文化や考え、誇りを、
次の世代へつなげていきたいと願う、及川文男さんのゼンシン。

ふるさとの歴史を受け継ぐ、塩づくり

及川さんの夢は、塩竈の塩文化を伝える、ひとつの伝承館のようなものを立ち上げること。
そしてそれを塩竈の観光の中心にしたい、という想い。
ふるさとのこれからを背負って立つ子どもたちへ、
街の誇りを伝えていきたいと及川さんはおっしゃっていました。

山形県のスーパーでも及川さんのつくる「塩」が販売されています。
しょっぱいだけでなく、甘味のある塩です。
もし、店頭で見かけた方は、及川さんのお話を思い浮かべ、
ぜひおいしい塩を料理に使ってみてください。

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『ゼンシンラジオーこころ動かす、復興の声』
放送局:山形コミュニティ放送局(ラジオモンスター)FM76.2
※お聴きになれるのは山形市と周辺の市町村です。
※ネット回線ならどこからでも聴けます→ サイマルラジオ
番組名:「エムキューブ」 放送時刻:水曜日18:40~(12分程度)
今後の放送日:12/25、1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26
案内役:大津悠美子+梅原もも子+目黒有貴子

Radio

ゼンシンラジオ16|高田彩さん(ビルド・フルーガス/宮城県塩竈市)

報告:堤夏輝(福興会議2期生/洋画コース2年)
海からおよそ、150メートルほどの距離にあるアートギャラリー、ビルド・フルーガス。自分たちも震災の被害を受けたにも関わらず、今まで出会ってきた人のため、人々が前向きに明るく、未来を創造できるような、アートを中心としたワークショップを展開します。今まで出会ってきた人々、その人と人との出会いを大切にした活動は、「つながり」を生むのだと強く感じました。また、塩竈という街を舞台に様々な魅力あふれる人と出会い、様々な体験をしてもらうことで、街の方々と「豊かな暮らし」を目指したいという、代表の高田彩さんの想いからは、「塩竈が好き!」という気持ちが、笑顔から伝わってきました。
人との出会いや繋がりを大切にし、「豊かな暮らし」を想う未来への期待は、ビルドフルーガスを中心に街へと広がっているようです。さわやかな海風を感じ、笑顔で迎え入れてくれる、実家のような暖かみあるビルドフルーガスへ、ぜひ、出会いを探しに立ち寄ってみてください。

『ゼンシンラジオ―こころ動かす、復興の声―第16回』
放送テーマ: 出会いの交差する、まちへと。
放送日:2013年11月27日
取材:「ビルド・フルーガス」主宰 高田彩さん
案内役:堤夏輝、大津悠美子
放送曲:「おだやかな暮らし」 クラムボン
挿入曲:佐藤那美「ARAHAMA Callings」から「風切る道」と「see sea」

ゼンシンラジオ。
あなたのこころを動かす、復興の声。
ゼンシン ラジオ。
耳をすませば、こころは つながる。

地震直後、
とても大切な情報源だったラジオ。
ロウソクの明かりを頼りに、
抱くようにして聴いていた、
あの夜の ラジオ。

東日本大震災から2年と8ヶ月。
被災地の声は、
だんだん 聴こえにくくなっていませんか?

ゼンシンラジオは、
東北芸術工科大学の福興会議が、
東日本大震災の被災地で、
未来に向かって“前進”する人の 「声」を
お伝えする10分間です。

ゼンシンラジオ16回目の今夜は、宮城県塩竈市にあるアートギャラリー、
「ビルドフルーガス」代表、高田彩さんのゼンシンをご紹介します。

海の風を感じる、一見、お家のような暖かみのある建物「ビルド・フルーガス」は、
魅力あふれるアーティストのために、個展やギャラリースペースの貸し出しなど、
様々な交流を図ることを目的にしたプラットホームです。
また、2007年頃から、人々が前向きに明るく、未来を創造できるよう、
アートを中心とした、ワークショップを展開しています。

3月11日震災当時、
海から約150メートルほどの距離にある「ビルド・フルーガス」にいた高田さん。
自らも被災し、建物も、津波の被害を受けました。

高田さんを心配して集まった、ビルドフルーガスの仲間たち。
自分たちがすべき事は何か、考えた先に、
仲間の口から出てきたのは、今まで出会った人々を心配する声でした。
高田さんの、人と人との繋がりを大切にした、純粋な思い。
当時のお話からお聞きください。

>>クリックして再生【2:35】

東北で生きる人々の時間を豊かにするワークショップ。
人と人とを巡り会わせ、様々な生き方を子供達に伝える「ビルド・フルーガス」。
街を舞台とした高田さんの未来へのビジョン、
子どもたちが好きな事に気づくきっかけづくりは、塩竈を明るく照らしていきます。

ビルド・フルーガス

>>クリックして再生【2:40】

いかがでしたか?
10年後、20年後の「街」を見通した高田彩さんの未来へのゼンシン。

出会いの交差する、まちへと。

震災前、この街にはなかった人との繋がりを増やす事で、
その人の生き方、アイディアを知ってもらう事。
その経験が、塩竈に住むひとたちの暮らしの豊かさへと繋がってほしいと言う高田彩さん。

いま、ビルドフルーガスは、みんなが創造的に発想することや
挑戦することを「楽しい」と思えるような時間を提供しています。
そんな豊かな暮らしを目標とした活動は、未来への期待感とともに、
ビルドフルーガスを中心として、街全体へと広がっていきます。

高田さんinterview

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『ゼンシンラジオーこころ動かす、復興の声』
放送局:山形コミュニティ放送局(ラジオモンスター)FM76.2
※お聴きになれるのは山形市と周辺の市町村です。
※ネット回線ならどこからでも聴けます→ サイマルラジオ
番組名:「エムキューブ」 放送時刻:水曜日18:40~(12分程度)
今後の放送日:12/11、12/25、1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26
案内役:大津悠美子+梅原もも子+目黒有貴子